J1第1節 清水VS大分

満員の日本平での開幕戦をCS2でテレビ観戦。
4年目のシャムスカ大分は基本システムの3−5−2。
GK     西川
DF  深谷 森重 大海
MF 藤田 エジ ホベ 慎吾
       ムー
FW    高松 猛犬
同じく4年目の長谷川エスパルスは4−3−3
GK     西部
DF市川 青山 高木 児玉
MF 伊藤輝 本田 藤本
FW 矢島 フェル アウレリオ
実はこのブログを始めたのは4年前の2005年10月15日大分での清水戦、
就任以来快進撃(3勝1分)を続けるシャムスカの5試合目のホームお披露目を5−0で飾った試合に酔いしれたのがきっかけだった。

翌年の2006年の日本平では圧倒的な清水ペースで1−4の惨敗。
その年のホームは3−3の死闘。
昨年2007日本平もいいゲームだったが0−2、ホーム3−4これは内容的には完敗だった。
2年目以降の試合後のコメントで長谷川健太監督やチョジェジンが何度も2005年の試合を引き合いに出してましたが、
当時大分同様に降格争いにあえいでいた長谷川さんは相当に悔しかったのでしょう。
今後、代表監督まで上り詰めることがあったなら「シャムスカが育てた」と呼ばせていただきますw。

前半開始直後からほとんど清水のペース。
大分の前3人ウェズレイ・高松・ムーはほとんどプレー機会の無いまま過ぎていったが、
前半7分 高松が競ってこぼれたボールの落ち際をウェズレイが狙い済まして長めのミドルこれが決まって1−0。
ほとんどボールを触ることなく最初のワンプレイで決めてしまった!
大分にとって初めてのシュートを点に結びつけるあたりはまさに猛犬。
これで開幕戦は6年連続、開幕にコンディションを合わせてきたと喜びたいところだが・・・
みたところ老獪な巧さはあるもののまだまだキレやスピードが戻ってきてない。
いや昨年の久保を髣髴とさせる豪快な素晴らしいゴールでした、うまくいえませんが・・・
前半はその後も清水ペースながら大分も危ない場面を作らせないまま1点リードで折り返した。

後半開始直後、CKからBIGプレーが生まれます。
慎吾のキックに合わせたのは森重クン。
今年一押しの彼がやってくれました2−0。
その他の場面でも最終ラインからゴール前までスルスルと上がったり随所に持ち味を発揮してました。
エジやホベがカバーに入ってくれるので出来るプレーだがもともと攻撃のセンスがあるのでもっと見せてほしい。
後半32分に枝村に決められ2−1となり浮き足だちそうなところを踏ん張り終了。
DFラインはスピードに振り回される場面があったものの昨年と比べると落ち着きがあったように思います。
気になったのはトップ下の金崎ムー、前回も書きましたがまだまだ彼の持ち味が生きる場面が無い点。
消えている時間帯が長くチームの中では一人浮いた存在になっています。
彼がどうこの壁を破っていくのかがチームの浮沈を握っているように思います。