J1第12節 大分VS東京V

11節は鹿島がACLため6月25日(水)に順延。
おかげで今期初の九石2連戦になりました。
しかしお天気は雨、しかも5月とは思えぬほど寒かった。
スタンドの外のコンコースは風が舞い霧雨のようでした。
悪天候の中駆けつけたヴェルディサポは100人くらい。

この試合の注目はなんといっても東京Vのブラジル人、特にフッキはここまで9試合で70本以上のシュートを放っている。
その強力なFWを大分DFがどう封じるのかだった。
主にフッキに付いたのは大海だったが最初の攻防から大海有利の傾向は見え始めていた。
フッキは大海のマークを露骨に嫌がってしきりに主審や副審にアピール、
大海は先日の審判問題もあってか淡々とプレーを続ける。
ハーフタイムまでにFKはあったものの許したシュートは0だった。
ムキムキの身体をより強調させるHulkと書かれたフッキKappaのユニといくぶんゆったりとしたPUMAのユニだったが、1対1で大分の優勢が、ハルク・ホーガン藤原喜明にやられているようだったw。
後半ムーの右からの早いクロスのこぼれ玉をエジが中央から右隅へ技ありのゴール1−0。
その後ウェズレイのやはり右からのクロスにクリアミスしてOG2−0。
大分が2試合続けて「トリニータ・オーレ」を聞きながらの完勝。

しかし、この日はゴールこそなかったもののムーの存在感が際立っていた。
先日といってもずいぶん経つが、
反町U-23監督が平山を評して「今季、一皮も二皮もむけた選手がいる中で相太はまだ一皮むけていない。 これから、がむしゃらにやってほしい」との発言があった。
このとき二皮むけた選手に西川や森重を思い起こしたもんだが金崎夢生もここにきて完全に二皮むけた。
この2・3試合の彼は相手DFを背負いながらのプレーが格段によくなっている。
パスを受ける前DFに一度身体を当てる間合いなどは高松・ウェズレイあたりから盗んだのだろうが、スポンジのように吸収できる時期なのかもしれないなあ。
入団時の本職がボランチだったからビチュヘがいた時代なら・と妄想したのは内緒。
独特な足技とアイデアよりも入団時から変わらぬパス&ゴーの基本の繰り返しをぜひ少年たちにも学んでほしい。
彼は日本を代表するファンタジスタに生まれ変わろうとしている。
梅崎もいい選手だったがムーのほうに伸びシロを感じている大分サポは多いのだ。
そう遅くない時期に大分のムーが日本中を驚かせることになる。

最後の画像は、この日のMOMエジと江頭ひなたちゃん。
一番遠い「走れ大分」ダンマクのところまでわざわざ駆けてきてくれたGJ。