W杯出場国出揃う

プレーオフが終わった・・・
オーストラリアがホームでPK戦を制し、
スペインが第一戦のリードを余裕で保ち、
チェコネドベドの引退を延ばし、
トリニダード・トバコが重圧を撥ね退け、
そしてスイスが究極のアウエーを何とか凌いだ。
敗戦したウルグアイスロバキアノルウェーバーレーン、トルコは、
きっとドーハの日本と同じように悲しみに暮れ、
勝利した国は、ジョホールバルの日本のように酔いしれた。
日本は今回、いや前回の自国開催から引き続いて、
このような修羅場を経験することは無かった。
本当の意味で喉の奥がカラカラになるような修羅場は、
ギリギリの最終予選でしか味わえないことをあのイラン戦で知ってしまった今、
これは、日本にとってもしかしたら悲しむべきことかもしれない。
昨夜のアンゴラ戦も親善マッチの枠からはみでることなく終わってしまった。
我々は死に物狂いの日本代表が見たいのだ。
レベルが上がっているのは分かっている、
しかし、世界中の国も同じようにレベルアップしている、
真剣勝負での日本の力はどれくらいなのか分からずにいる。
本当の意味でのガチンコ勝負を今回の日本代表はまだできないでいるのだ。
ドイツ大会がこのまま感動することなく終わってしまいそうな気が今からしている。