J1第25節 川崎 VS 大分

BS1でテレビ観戦。
川崎
GK    川島
DF おs箕輪 寺田 伊藤
MF  憲剛  谷口
 フラ マギヌン 森
FW チョン ジュニーニョ

大分
GK    下川
DF 深谷 森重 藤田
MF  エジ  ホベ 
 高橋  梅崎  慎吾
FW  高松   山崎

ともに同じ3−5−2、前半はお互いにマークがきつくシュート場面を作らせない、
ボランチ以下の5人が双方とも玉際に強かった。
序盤こそ川崎が攻勢に出たもののその後は大分が持ち直し内容的にはイーブン。
注目していたのはセンターに起用された森重でしたが、
エジとホベが効いていたこともあって危なげなく前半をやりすごした。

後半は一転してどちらにもチャンスがやってくる、

後半21分にエジのゴールが生まれるまで大分の猛攻が続くのだが、先にバランスを崩して攻めに出たのは大分だった。
大分は高橋が高い位置まで駆け上がり決定機を作る。
川崎はその裏のスペースを突いてチョン・テセジュニーニョが飛び出すが下川のファインセーブ。

先制した大分は前線で受けた高松がスローダウンするなど明らかに引き気味になった。
そうなると試合の流れは川崎へ・・・
守りきるには時間が長すぎたのかもしれない。
後半41分途中交代の我那覇が粘って折り返し、森重の処理がもたついたところをジュニーニョがはたいて大橋に決められ1-1。
そしてロスタイム直前、高松のクロスを鈴木慎吾が胸で落としたところ、この日途中交代で300試合出場の西山が勝ち越し弾!1−2。
ロスタイム3分も経過し誰もが大分の勝ちと思った最後の川崎のコーナー、これも途中交代の井川がヘッドで決め2-2。

信じられない残り5分(正確にはロスタイム含め7分)だった。

しかし冷静に振り返れば内容的には大分が勝っていたし、
ACLを控えモチベーションの上がるあの川崎に2-2の引き分けなら結果的には悪くない。
前節の甲府戦も含めてシャムスカ就任直後の大分が戻ってきた気がする。
今日のほうが守備的ではあるが集中力の高さはあの頃の大分を思い出させた。