ナビスコ 第2節 大分VS新潟

天気は雨、風が強く少し肌寒い中での現地観戦。
個人的に今日の見所は前節退場のウェズレイの代役前田俊介金崎夢生
序盤はお互いに潰しあいで決定機を作れずに進んだのだが・・・
美しいゴールは突然にやってきた。
前半32分大分自陣左コーナー付近でラインを割ろうかというボールを森重が上手く処理して前にいた上本へ、
左サイドライン際を慎吾・上本とわたり前にフィード。
それを前田が慎吾へ落とし中央のムーがさわり再び前田に。
前田はタメを作りながらムーへ渡すと4対3の優位を作った。
「打てー!」と叫ぶ自分を尻目にドリブルで引き付け中央から右サイドでフリーの藤田へ開くと、
藤田は逆サイドで待つ高松にドンピシャのヘッドをアシスト。1−0

ベルガー時代に8本だか9本のワンタッチパスを繋いで決めたことがありましたが。
そのときに匹敵する計11本のパスがつながった素晴らしいゴールでした。

そしてその酔いが醒めない36分、中央右寄りから慎吾のフリーキックにニアに飛び込んだ森重がバックヘッドでスラしてゴール!2−0。
これも綺麗なゴールでしたが、
森重のゴールに喜ぶ新潟サポーターの前ではしゃぎすぎた?高松がうずくまっている。
なかなか入ってこない??
しばらくしてピッチに入ってきたが様子が変だ・・・
自分から退場、松橋に交代した・・・なにやってんだよ!
後半、新潟に立て続けにコーナーを与えるがDFは安定している。
新潟の時間帯を上手くやり過ごし27分にホベルトが長めのミドルをズドン!3−0。
これは「ホベ、打てー!」が予想以上の正確さで飛び込んでいきました。(笑)

新潟は矢野貴章がファールを取られすぎでまったく機能しなかったのが痛かっただろうが、
高山主審のレフェリングは公平だったと思います。
少々笛を吹きすぎなところとカードが好きなところはあれですが、
大きなゼスチャーはファールの理由が観客にもわかり易く好感は(初めてですがw)持てました。

今日注目のムーは前節休んだこともあってかキレと積極性がありなかなかよかったです。
コンスタントに今日のプレーが出来れば文句は無いですハイ。
前俊も守備意識が高くなり(スライディングタックルを何度かしてました)光るプレーもあったんだけど・・・
富樫洋一氏が『前田俊介を世界的な選手にするのは我々サッカー関係者の責務』と生前語っていたのを思うとまだまだ物足りないし合格点はあげられません。
悔しかったらウェズレイを控えに回すぐらい活躍してみろ!期待してんだぞ!