前回『いつまで続くのか見せてもらうさ〜』と書いてから約2ヶ月、
いまだにトンネルから抜け出せない・・・

この日はダンマクもフラッグも無い

鹿島戦も前半は辛抱強く守り後半早々に清武がリーグ初ゴールを奪ったところまでは最高の展開だった。
しかし鹿島がギヤチェンジして攻めてくると守りきれない・・・
終盤、高松・金崎を投入し攻め続けたが結果は1−2。
ナビスコも含めてここ4・5試合の内容は悪くないのだが欲しいのは内容ではなく結果。

その結果を受けてシャムスカの去就が取りざたされているのだが結果責任を問われるのは当然のことだと思う。
最下位に低迷する原因を探ってみた。
1   シーズン前から判っていた深谷の怪我、3バックの一角が不在であるのにセンターバックの補強を怠ったこと。
 おそらく藤田やホベルト起用で乗り切ろうとしていたのであろうがホベルトの怪我でボランチまで数が足らない事態に陥った。
2 エジホベのダブルボランチのバックアップを補強しなかったこと。
   哲平や梅田起用では役不足なことは素人目にも明らかでカード累積による出場停止(1・2試合)には対応できるだろうがそもそも選手の怪我による離   脱を想定していない。
3   通訳の問題、前通訳矢野氏がどういう経緯で交代を余儀なくされたのか不明だが今回の通訳さんはあまりにも日本語が下手糞で監督の意志がうまく伝   わっているかは甚だ疑問な点。
   先日川崎戦で前田投入の際、通訳を介して監督の指示を伝える映像が流れていたが解説も『まだ投入しませんね〜』というほど時間がかかっていた。
   サッカーは展開が刻々と変わっていく競技なのでもともと交代のタイミングの遅さを指摘されるシャムスカにとってこれは致命的なのだ。
4   ピッチコンディションの悪さ、シーズン当初から指摘されてきた芝の悪さは鹿島戦でも改善されてはいなかった。
   選手の怪我・疲労を考えると無縁ではない、個人的に重馬場での試合は選手個々の能力に比例すると考えているのでホームでのアドバンテージを期待   できない。
5   これは毎年のことながらブラジル人ファミリーは始動が遅いこと。
   春先の成績の悪さは改善できなかったのか?
           
もちろん現場で指揮を執っているシャムスカにも低迷の責任はあると思う、
こう書き並べてみると非は明らかにフロント・強化部のほうにある。
サポカンで強化費を捻出するといっていたがこれもうやむやになりそうだし、
このタイミングで監督更迭となれば2006年にお隣の福岡が松田さんの首を切った時と同じではないか!
あの時も怪我人続出でフロントはFWの補強を明言しながらそれをせずに監督を切ったと記憶している。
よそ様のことを悪く書くのは忍びないが、切るべき存在はあの時も社長であり強化担当なのにと思った。
お金が無いのは重々承知、ならば今後のクラブの進むべきビジョンを明確に伝え理解させて行かねばクラブの存続すら危うくなる。
現在の位置(消化試合と勝ち点)から多くのサポは腹をくくっている。
もう信じるしかない!