ホーム最終戦 VS大宮

すでに前節、残留を決めてモチベーションの所在が曖昧な両チームの対戦。
予想通りキックオフから両チームにミスが目立ち、激しい局面が少なくて試合としては・・・
大分としては、賞金に手の届く順位でもなく、試合前から岡中の引退セレモニーを待ちわびる空気が蔓延していた。

内容はともかく、三木、吉田、梅田、西山は気持ちの入ったプレーを見せてくれたように思う。
J2時代からの選手はわずか3年で、これに今日は腰痛欠場の高松と有村、当時レンタルで木島がいたくらいか。
そういえば高松以外は、みんな今日のメンバーに入ってる。
シャムスカって意外と人情派なのかもしれない・・・
決勝点の場面は西山がユニホームをめくってマジックでアンダーシャツに書いた1番を見せてくれた。
この場面と、セレモニーでの岡中Jrの花束贈呈にはもらい泣きしてしまった。
あらためて、お疲れ様。

今年はいろんなことが起こりすぎて、パットやドドがいたのも遠い昔に思える・・・
ベルガー解雇にもめ、スポンサー問題、降格の危機にはファンボの解任も時すでに遅し、フロントの迷走もきわまった感があり、すべてのサポーターが覚悟を決めていた。
キャプテン吉田も最終戦の挨拶の中で『J2降格が現実になると感じていた』と話した。
第4クオーター直前で最下位神戸と勝ち点で並んでいたのだから・・・
未だに信じられない・・・
自分の頭の中では、どこをどういじくってもありえない。

しかし、現実に2005年はシャムスカが僅か3ヶ月の間に奇跡を起こした。