第12節 大分VS京都

九石ドームは雨こそ降ってなかったが、予報は午後から雨だった、そのせいなのか10mを超える強風のためなのか分からないが早々から屋根が閉められていた。
これは選手にとっても観客にとってもありがたいことだったが、
同時にホームアドバンテージにもつながっているんじゃないだろうか?
ここ九石ドーム雨の中での試合で必要以上に体力を消耗させられることはないのだから・・・
サッカーの試合は少年サッカーでも落雷でもない限り試合中止にはならないが、
水溜りがある中でのゲームはボールが伸びたり止まったり、また90分間濡れ続けることの疲労は想像以上に大きい。

逆に夏場は蒸し暑さという落とし穴が待っているわけで・・・
例年春先のほうが調子がいいのはこんなところにも影響があるのかもしれない。
スタメンは
GK      西川

DF   深谷 三木 福元

MF  高橋 西山 エジ 根本
       梅崎

FW     高松 内村

前節累積で出場停止のトゥーリオのところに西山を入れただけのいつものメンバー。
京都は4−4−2だが松田を真ん中に置きパウリーニョが左右に動いて逆サイドのウイングが上がり変則的な3トップに見えた。
根本と高橋が対応にてこずって5バックのような最終ラインになりボールを奪ってからの展開も低い位置になりバランスが悪い。
何度かあったカウンターも上がりきれずに逆に京都のほうに決定機が多かった・・・

後半同じような流れだったが梅崎司がやってくれた、PK!
梅崎のスピードに堪らず京都DFがユニを引っ張り貰ったものだがその手に引き倒すほどの力は無かったように横からはみえたからこれは少しかわいそうだった。
レッド付きのファールで高松が決め1−0。
その後大分はDFの裏を何度も狙い続けて高松シュートがポストから跳ね返ったところに詰めていた梅崎が2試合連続のゴール、2−0。
長い距離のFKをパウリーニョに決められたものの逃げ切って2−1で勝利。
この梅崎はこの日何度も決定機を迎えたが一瞬のスピードは松橋とは種類が違う。
細かいステップから相手を置き去りにするタイミングの良さが将来を感じさせてくれる。
松橋のスピードがレッズ岡野系なら田中達也や玉田のような感じだろうか・・・
それと右コーナーキックを右足で蹴るところを見ると前回レフティと書いたのは訂正しないといけないようだ。
飛び級北京オリンピックを狙いたいと話したが、まだDFに止められた記憶が無いからなんだろうね。
U-18時代だったと思うがアルゼンチン相手にサイドをチンチンにしたシーンを改めて思い出した。
そのためには家永以上の活躍を残さないといけないわけだが・・・
いまの出来なら手の届かない目標でもないし、
A代表に近い将来名を連ねているかもしれない・・・
西川周作福元洋平梅崎司3人も行くことになったら南ア貯金を始めなきゃいけないなあw
ちょっと褒めすぎですがw