第14節 大分VS新潟

sho52006-07-23

まず、日本サッカー協会及び川淵氏に対し、
私の声無き声の意思表示として右のバーナーをお借りしました。
大池だよりさんのところに趣旨が書いてありますのでご参考まで・・・

リーグ再開後、最初のホーム。
2ヶ月ぶり九石ドームも少しだけ懐かしい。
階段を上りながら青空が少し見えたので、
日なたを回避しようと、いつものA席からS席へランクアップ!

http://www.oita-trinita.co.jp/2006_ticket.html
大人だと1,500円追加すればOKなのだが小中高のチケットだと3,300円アップになる・・・
自分一人で観戦する時限定だな〜w
選手入場時、BOWSから贈呈されたBIGフラッグもお目見えした。

新潟はいつもの4−4−2
大分もメンバーだけ見ると3−5−2
なのだが、試合が落ち着いて布陣を見ると実は3−4−3となっていた。
GK      西川

DF   深谷 三木 上本

MF 高橋 トゥーリオ エジ 根本  
FW   松橋  高松 梅崎
基本的に、こんな感じ。
相手DFライン上にFW3人がフラットに並ぶ、
高松がポストになりチャンスメイクするというより、主に根本が攻撃の起点となりボールサイドに流れてできた逆サイドのスペースに高橋が走りこむことでビッグチャンスを演出していた・・
このサイドチェンジは、今年何度も目にしてきたパターンだが、
この日は3トップにすることで新潟の4バックが引っ張られより明確になっていた。

試合中は、根本が中央にいたり、上本がDFラインの中央にいたりとポジションチェンジが頻繁に行われていたが、
シャムスカの指示なのか選手の判断なのか・・・
何れにしても後手に回ってのものではないように感じた。
サイドの強い新潟に対し、高橋・根本がカバーに入ったり、
危ない場面は高松が下がったりと、
ジーコJAPANが実現できなかった自由は実はこういうことではなかったのだろうか?
オフェンスもディフェンスも・・・
チームとして同じ方向性を持った自由。

出典は分からないがシャムスカ語録にあった言葉を引用。
http://trinitalife.main.jp/cgi/ansq/ansq.cgi
『知的で繊細で透明なサッカー。それが日本のスタイル。 とても美しい。欧州とも南米とも違う何かがこの国には眠っている。』
まだまだシャムスカサッカー完成には程遠いしミスも多いのだが、
この言葉を思い起こすほど美しい場面がこの試合には存在した。
前半24分にエジミウソンのヘディングで先制!
35分にナビスコを含めて松橋の3試合連続弾!

後半開始早々から新潟は怒涛の攻めを展開するが、
大分DFに穴は見当たらない、最後の場面は身体を張ってるしコースも消してるしで、
巧くやり過ごし得点の匂いがしてこなかった。
61分高松のPKで3-0とすると勝負あり!
87分の高橋大輔の初ゴールは動き回った御褒美だろうね。
で、結果は4−0!


前半、後半ともみれたロスタイム間際の時間稼ぎのパスワークはリードしているチームにとって快感なのだが、やられたほうはたまったもんじゃない。
新潟はファビーニョエジミウソンシルビーニョの3人がすごい形相で追っかけてたけど、
かなりの屈辱だったんだろうな・・・
去年の同カードは、試合後ファンボ監督へのブーイングが悲しく響いていたのだが・・・
なんだかすごく昔のような気さえする・・・
今日のトリニータはW杯の日本VSブラジルのブラジルのようw。
そういや今日はブラジルデーだったw

間違いなく今期大分のベストゲーム!すべての選手が機能していた。
新潟が誇る矢野貴章ファビーニョ鈴木慎吾エジミウソンも大分の引き立て役でしかなかった・・・