第18節 サンフレッチェ広島VS大分トリニータ

ホームでなかなか勝ちきれない広島と、前節福岡に勝った大分の対戦。
実は、Jリーグが出来た当初はサンフファンだった。
高木琢也森保一風間八宏、柳本、ハシェック・・・
森山佳郎(だったと思う)がトロフィーを落として壊した12年前の前期優勝は今でも覚えている。
この年に出来たのが当時のトリニティ、現在のトリニータだ。

広島の総監督だった今西和男さんをアドバイザーに三本の矢を表すサンフィレッチェに対し、イタリア語で三位一体を表すトリニティは生まれた。
前川和也や片野坂、山根、金本など数多くの選手を供給してくれたのも広島、そういや大木や路木もいたっけ・・・
今でも多くのトリサポが『兄者』と慕うが、自分も元サンフファンだった事を抜きにしてもここだけはどうしても憎めない。
J2に上がったばかりのFC愛媛もそんな気持ちなんだろな・・・
オシムの下でコーチだったペトロビッチのサッカーを見ようと広島行きを楽しみにしていたのだが、
仕事が忙しく広島ビッグアーチへ行きをキャンセルしてBS-Iで観戦。
広島は、負傷の駒野のところに予想通り李漢宰を入れてきた。
大分は、出場停止の深谷と上本が帰ってのいつものメンバー。
しかし、サブを見るとジェフから移籍の藤田義明がDFに入ってる。
福元は福岡戦でも普通にプレーしていたのに?
立ち上がりから広島が優勢に試合を進める。
特にU-19に福元とともに名を連ねる柏木陽介の動きがいい、何度も2列目からの飛び出しを見せゴールを狙う。
大分の梅崎はこの日今期初めてといっていいほど仕事をさせてもらえなかった。
それでも、好調松橋がワンチャンスをものにし1-0。
しかし前半終了間際、三木が寿人を手で止め一発レッド!
これで、後半の興味は引いた大分から広島が点を取れるか?に絞られた。
ハーフタイムで、松橋へのスルーパスでアシストしたラファエルがDFの藤田義明と交代、上本大海が真ん中に入り左に入ったようだったが・・・憶えてない(笑)。
つうか、後半は一人多い広島が一方的に攻め大分は3バックではなく高橋・根本を含めた5バックだった。
大分の支配率は33%!なのでほとんど引篭もりの攻められっぱなし、不覚にも小林監督時代を思い出してしまった(笑)。
でもなんか違うんだよね、寿人のヒールからの服部のシュートの場面くらいしか危ない場面は無かった。
WCの中断明け以降DFがすごく安定している。
前節、森重・三木・福元の時もそうだけど、今日の深谷・三木(藤田)・上本とメンバーが変わってもそこそこ守っている。
今日の勝ち方なんてまるで、強い時の鹿島や横浜FMのようじゃないかw
ま、現地で見ていた人は気が気じゃなかっただろうけど、そんな気がしました。
選手が勘違いしなきゃいいけど。
今日のMOMは個人的には危ない場面を何度も防いだ高橋、彼の運動量は加地並みだ。
で、先日遠征の帰りに『ふくや』で見かけて衝動買いした、これ。

そう、高橋の実家『高橋商店』の酒『枡々繁昌』(ますますはんじょう)で、祝杯!