第19節 大分トリニータVS清水エスパルス 後半

ハーフタイムに友人と少し話をしたが、前半のハイライトは市川のオーバーラップの迫力とういことで一致した。w
個人的にあのインパクトはかなりショッキングで、
フランス以降パッとせずに忘れ去られそうな存在なのだが、古い井戸はもしかしたら彼のことかもしれないなあ・・・と見に来ていた反町氏のことを思った。
で、後半戦。
今度は、早々から大分が攻勢するが、その主人公はネモからのサイドチェンジを狙い続けた高橋のものとなる。

同点となった高橋の2点目はハーフウエーライン過ぎたあたりから根本のクロスを信じて走ったフリーランからニアに飛び込み相手DFの目の前でかっさらった素晴らしいヘディングで、チョジェジンも真青のFWらしい得点だった。
その後も大分の攻勢は続いて高松からのパスに走りこんだのはまたも右サイドからエジミウソンGOAL!で3−2。
しかしそのわずか2分後、伊東輝の胸トラからのボレーがDFにあたり西川反応できず、3−3。
試合後半は大分が圧倒するも試合終了。
清水は後半確かに足が止まっていたが、個々の資質はかなり高かった。
終了のホイッスルとともに膝をついたのは清水のほうが多かったが決定的チャンスは前半清水、後半大分で互角だった。
完成度の高い4−4−2の清水ゾーンプレスと、3−5−2のマンツーマンからの大分の多彩な攻撃は両チームの今の順位がフロックでないことの証明でもあった。
このシステムの違いはともすれば潰しあいの凡ゲームに終わることもあるし、
どちらかの一方的な試合になることが多いのだが、がっぷり四つの好ゲームを見せてくれたと思います。

試合後のシャムスカ、長谷川両監督のコメントを見てもお互いに納得できる内容だったようですね。
私自身も生で見れたことをサッカーの神様に感謝したくなる試合でした。
残暑の厳しいこの過密日程のなかでこの内容ですから、
無理をして駆けつけた甲斐がありました。