第29節 大分VS鹿島

久しぶりのホーム九州石油ドーム、熊本のKKもホームだが行けなかったので2ヶ月ぶりの生観戦だった。
その間の成績は1勝2敗2引分と、どうもパッとしない・・・
順位は8位、前節に今期の降格は無くなりモチベーションを高めるのが難しい試合になった。
福元、梅崎、森重をU-19召集で欠きトゥーリオも累積警告のため出場停止、
おかげでかなり新鮮な顔ぶれとなった。
GK     西川
DF  深谷 三木 大海
MF 梅田 西山 エジ ネモ
      山崎
FW   高松   松橋
3−4−3
対する鹿島もU-19の内田とナビスコを控えて3日前にU-21で出ていた増田がいない。
GK     曽ヶ端
DF 新井場 岩政 大岩 ファビオ
MF     青木 中後
   野沢      本山  
FW    深井  ヤナギ
4−4−2
試合開始直後からしばらくは鹿島が3手先まで読んで連動する動きで圧倒する。
大分は最終ラインでボールを奪うが意図の無いボールはすぐに読まれて鹿島へ・・・
そんな展開を繰り返しながらもこの日は最終ラインが踏ん張っていた。
特に上本大海、深井や新井場へのパスをカットする場面が目立ったし、
この日、試合を通してやられた場面は深井に一度だけだったのではないか?
最近は深谷よりも安定感がある。
シャムスカが福元よりも彼を多用するのもうなづける。
相手エースFWに対しての挑発やかすっただけで派手にコケてみせる演技はDFながら師匠鈴木と双璧である。w
DFは相手チームに対してヒールでなければならないと個人的には思っているが、
彼は集中力を保てれば三木を越えることも可能・・・そんな気がしてきた・・・
前半15分三木からのロングフィードに反応した松橋がワンタッチでトラップしそのままシュート!
ボールはバーにはじかれ真下へ、そしてまたフィールドへ戻ってきた・・・
ドームのこの日28,000を超える観衆が一瞬どよめく・・・
副審がゴールを宣告し大歓声へ・・・
先日の磐田戦での一人ワンツーとか今年の松橋は運がある、ゴールを引き寄せる何かを手にしたのか?
しばらく両チームともにこう着状態が続くが高橋inで大分の攻撃にリズムが出てきた矢先、
後半26分今度は左サイドへ抜け出した松橋がゴール前に出した低いセンタリングを高松がニアで競り勝ち2−0。
少ないチャンスをものにした大分の完勝!
その2点ともに決して簡単なシュートでなかったのだが決めて見せた二人に脱帽。
松橋がオゥーエンとダブって見えたのは自分だけではないはず。

試合後、高速を飛ばしU-19をBS朝日で観戦。
梅崎、森重が熱を出してベンチだったのは残念だったが福元の存在感にあらためて大器を感じた。
上本を超えることができればその上(U-21)も見えてくるはず。
前回熊本KKでの対戦では押されていた北朝鮮を完封し気分のいい酒になりました。w