第1節 大分VS新潟

九石ドームに新潟を迎えての開幕戦。
開門時間に合わせて試合開始3時間前に到着、晴天、南風も吹いてかなり暖かい。

GK 北野 
DF 内田  千代反田 永田 坂本 
MF 寺川  シルビーニョ 鈴木 深井
FW エジミウソン 矢野 

GK 下川 
DF 深谷 三木   上本 
MF マラニョン 宮沢 
高橋 アウグスト 根本
FW 高松 セルジーニョ
試合前サポ仲間の友人たちと少し話したが新加入のセルジーニョは期待しないほうがいいらしいとの事orzあまり期待しないで見ることにした。
試合開始直後から新潟がガツガツとチェックしてくる。
予想していたことだが新加入の千代反田、坂本、深井たちもそんな感じ・・・
それに矢野とエジが前線からくる。
前半15分くらいまでそんな展開だったが千代反田のマークに苦しむ高松の潰れ役に徹するプレーから細かいパスが通りだし徐々に大分ペースになる。
決定的場面はショートカウンターから新潟に多くあった。
しかしお互いに、大分、セルジーニョ・新潟、深井がバーを叩く場面を見せながらも前半0−0。
後半開始直後からは再び新潟のペースで再三ゴールを脅かされる。
注目の矢野貴章は決定的場面を2度はずした後半10分ごろ3度目のシュートでゴール。
このゴールは近い距離から角度の無い場面でシュート気味のクロスを下川?がはじきオウンゴールぽく見えた、新潟に少し幸運な得点だった。
再び20分ごろから大分ペースになるがなかなか前線までボールを運べない。
ポゼッションから崩していくにはまだまだ前線とのコンビネーションが希薄であ・うんの呼吸に欠けていた。
一番連携不足に見えたセルジーニョは20分過ぎに松橋章太と交代、ベッチョリと汗で濡れたユニがそのコンディションの悪さを物語っていた。
ポゼッションで勝るもなかなか決定機を作れない大分は30分頃から深谷を前線に残して2バック状態に・・・
大分の得点は後半何度も訪れた左CKから。
ヘッドでこぼれたところを高松の強烈なボレーがポストに嫌われるが、
至近距離から深谷がヘッドで押し込む、気持ちで入れた得点に痺れました。
その後、大海が例のエースキラーぶりを発揮してエジを退場に追い込むも結果は1-1のドロー。
う〜ん、しかしどうなんだろ?
今期シャムスカが標榜しているポゼッションを軸としたサッカー・・・
これまでも幾多の名将が挫折してきたんだよね。
所謂カウンターサッカーとかリアクションサッカーからの脱皮にはかなりのリスクが伴う。
昨年だけでもC大阪の小林さん、広島の小野さんがそうだし、今期復帰したFC東京の原さんもそうだったが、これに失敗すれば降格の危機さえも伴うのだ。
この時間のかかる作業をいかにサポが持ちこたえられるかにかかっているかもしれない・・・

ところで、この試合高卒ルーキーの金崎夢生クンがいきなり初出場してました。
わずか15分でしたが彼は持ってます!大物だけが醸し出す雰囲気を・・・
この試合も1-1の状況で松橋へ決定的となる素晴らしいクロスを通してました。
シャムスカは高校時代のボランチよりもトップ下として適性を試しているみたいなので、
近い将来大分から代表クラスのファンタジスタが生まれるかもw
先日U-20の代表にも呼ばれていたし、九石に通う楽しみがまた増えました。