第3節 大分VS大宮

試合開始40分前に到着。

自分の持っているA席のホーム側はすでに席が埋まっていたので2階席へ座るが、九石ドームは快晴にもかかわらず風が冷たかった。
大分はボランチのメンバー2人を入れ替えてきた。
怪我のマラニョンと今ひとつ精彩に欠ける宮沢から藤田と森重だ、藤田は前日までの情報で想定内だったが、そのまま宮沢か西山あたりだと思っていたから森重はちょっとびっくりした。

陽の温もりを求めて試合開始前にバックスタンドA席に移動、まだ影だったが予想通り前半途中で陽が当たってきて暖かかった。
というわけで、
大分はいつもの3−5−2
GK    西川
DF 深谷 三木 大海
MF  森重  藤田
  高橋    根本
    アウグスト
FW  松橋   高松
対する大宮は4-5-1?
GK    荒谷
DF西村 片岡 レアンドロ 波戸
MF 佐伯   小林慶行
主税     橋本
   小林大悟
    エニウトン
試合開始直後からチェックが両チームとも激しくマンマークが厳しい。
しかしこれは去年までの大分の戦い方だ。
エニウトンに引っ張られ三木が右サイドになっていたり大悟のマークで藤田が最終ラインまで下がる場面も見られた。
個人的に注目していた森重は藤田と前後の関係で少し前目にポジションを取っていた。
前半で退く事になるのだがパンチの効いたミドルを放つなどまずまずの出来でした。
そんなわけで前半は潰しあいの0−0。
シャムスカが金崎ムーをどこで投入するのか(自分は前半消え気味だったアウグストと思っていたが)が個人的な焦点でしたが、後半頭から森重に代えムーを使ってきました。
おそらく試合開始前からのプランだったのだろうけど、この日の森重には可能性を感じられたし消え気味だったルイスと思っていたのですが・・・
しかし、この采配がずばりと当たる。
後半開始2分コーナーからの混戦を三木が決めた1−0。
そして、後半20分ムーのパスカット&ドリブルが基点となり松橋のゴールが生まれる2−0・・・
森重も随所に可能性を感じさせるプレーを見せてくれましたがムーはもうひと回りスケールが大きい印象。
試合後のアシストできなかったのが不満そうなコメントが彼のポテンシャルの大きさを物語っている。
そしてその4分後には高松の試合を決める3点目が決まる。
何れも懸念していたアウグストが絡む・・・しかも1タッチという玉離れの速さでアシストしちゃったw。
1週間でアウグストを変革させたシャムスカに脱帽です。
高松・松橋ともキレキレでセットで代表に呼んで欲しいくらいでした。
二人とも前からのDFも献身的でオシムサッカーに合いそうだしw
31分吉原にいい形で失点を喰らうも時すでに遅し・・・
去年までの大分の形で試合終了3−1。
MOMは藤田、去年までのエジの役割を忠実に再現してくれた。
マラニョン・宮沢・藤田・西山・森重・金崎ムー)
たくさんいるがエジの代わりが勤まるのは藤田しかいない・・・
それがいいのか悪いのかは別としてこの日一番効いていたのは彼だった。

わずか1週間で修正してきた(今回運もたぶんに含まれると思うが)シャムスカマジックは今年も健在でした。