第9節 名古屋VS大分

結果は早々に知っていたのですが、昨夜録画していた試合をみました。
シャムスカの試合後のコメントhttp://www.jsgoal.jp/news/00048000/00048004.htmlほど(素晴らしい!)ではなかったものの気持ちの見える試合でした。
結果は1−2大分の勝利。
2試合で9失点、しかもリーグ戦4試合得点無しの重い空気を振り払うという意味では『素晴らしい!』結果を残してくれた。
まず気持ちで負けない事、これは少年サッカーであろうが高校サッカーであろうがプロであろうが勝負である以上至極当然な基本事項なのだが、全員が同じ気持ちを持っていないと空回りしてしまう。
就任直後モチベーションだけで浦和から勝利したことを思い出した・・・
名古屋で勝点が取れてなければシャムスカの進退問題にまで発展していたのだから・・・
ひとまず最悪の事態は回避できたが、
今後は内容が問われる試合になるのではないか?
明日の試合(広島戦)で内容が伴わずに負けるようなら再び監督への信頼関係は揺らぐだろう。
一つ気になっているのが後半の入り方、シャムスカの試合の特徴なのだが今期は後半修正して相手を圧倒する戦い方が出来ていないこと。
裏を返せば今まで前半押し込まれる戦い方をしてきたのである。
大きな理由は大分のDFが基本的にゾーンではなくマンマークであるがために相手の攻撃に対して
出方を伺わなくてはならなかった。
それをマルセロヘッドコーチがハーフタイムに修正し後半優位に立つ・・・
今までの戦い方は大体こんな感じであったのだが、今期はその修正が出来ていないのだ。
ソースは分からないがコーチの観客席からの分析を禁じられたことが原因らしい・・・
そこで今期は自らアクションを起こすポゼッションサッカーを目指してきたが行き詰っている。
ここからどう脱皮できるのか?
役者不足をどう補っていくのか?
監督の真価がこれから問われる。