J1第5節 大分 VS 山形

晴天の九石ドームで観戦。

J2時代からいろいろ因縁のあった山形、
1999年の最終節、昇格まで手が届きかけていた大分を絶望の淵に落としてくれた場面は一生忘れない。
当時大分がJ2としては豊富な資金力にものをいわせ石崎監督や哲平や浮氣など引き抜いてきた事実を考えればあそこで昇格を阻止されたもは必然のシナリオだった。
あれから10年、その山形が小林監督でJ1昇格してきました。
大分でもJ1昇格の功労者であるコバちゃんの場内アナウンスに大分サポからも惜しみない拍手!
J1初参戦の山形は開幕ダッシュに成功多くのサポが九州まで駆けつけてくれた。

試合のほうはというと後半森重の負傷退場をきっかけに崩れだした。
マークがルーズになったところサイドチェンジされ北村のクロスにニアへ飛び込んだ古橋がズドン!0−1。
直後に上本が一発レッドでPK!これは西川が止めたもののその後のチャンスを決めきれずに試合終了。
西川がPKを止めながら勝ち点に結び付けられなかったところが今期を象徴しています。
シャムスカのゲームプランとしては大分の攻撃を右サイドに集中して山形の生命線である石川竜也を封じるだったんでしょう。
これは嵌ったのですが大分の右エジと高橋に展開力と裏へのアイデアがないためそこから得点のにおいはしてこなかった。
後半修正を期待していたのですが森重のアクシデント、大海の退場で場当たり的な対応しかできなくなってしまった。
救いはムーの代役を任された清武。
キレのある動きとセンスの良さで山形にとって一番危険な選手となっていました。
懸念していた運動量も後半落ちたのものの要所でチャンスを演出し及第点、
出るたびにワクワクさせる存在になってきた。
もうすぐ彼で勝ったといえる日が来るはずです。