J1第8節 柏 VS 大分

4バックで臨んだ柏戦。
森重の今季初ゴールで先制するも終盤同点、ロスタイムにまたやられて逆転負けを喫した。
後半から入った19才の大津にやられてしまったゲームだったと思う。
大分はここのところ選手のそろわない中で勝ち点を拾うことができていない。
J1昇格初年度のような重く苦しい展開が続くが、
とにかく今は我慢するしかない・・・
あの時は小林監督(現山形監督)が判で押したように『修正』の言葉を繰り返していました。
試合後のインタビューでシャムスカが明らかに落ち込んでいたのが気にかかる。
昨年後半あたりからチャレンジを意図させる交代がほとんどない・・・
就任当時の『ミスを恐れずチャレンジする気持ち、自信を持って・・・』というフレーズはいまシャムスカにこそ必要なのだ。

J1第5節 大分 VS 山形

晴天の九石ドームで観戦。

J2時代からいろいろ因縁のあった山形、
1999年の最終節、昇格まで手が届きかけていた大分を絶望の淵に落としてくれた場面は一生忘れない。
当時大分がJ2としては豊富な資金力にものをいわせ石崎監督や哲平や浮氣など引き抜いてきた事実を考えればあそこで昇格を阻止されたもは必然のシナリオだった。
あれから10年、その山形が小林監督でJ1昇格してきました。
大分でもJ1昇格の功労者であるコバちゃんの場内アナウンスに大分サポからも惜しみない拍手!
J1初参戦の山形は開幕ダッシュに成功多くのサポが九州まで駆けつけてくれた。

試合のほうはというと後半森重の負傷退場をきっかけに崩れだした。
マークがルーズになったところサイドチェンジされ北村のクロスにニアへ飛び込んだ古橋がズドン!0−1。
直後に上本が一発レッドでPK!これは西川が止めたもののその後のチャンスを決めきれずに試合終了。
西川がPKを止めながら勝ち点に結び付けられなかったところが今期を象徴しています。
シャムスカのゲームプランとしては大分の攻撃を右サイドに集中して山形の生命線である石川竜也を封じるだったんでしょう。
これは嵌ったのですが大分の右エジと高橋に展開力と裏へのアイデアがないためそこから得点のにおいはしてこなかった。
後半修正を期待していたのですが森重のアクシデント、大海の退場で場当たり的な対応しかできなくなってしまった。
救いはムーの代役を任された清武。
キレのある動きとセンスの良さで山形にとって一番危険な選手となっていました。
懸念していた運動量も後半落ちたのものの要所でチャンスを演出し及第点、
出るたびにワクワクさせる存在になってきた。
もうすぐ彼で勝ったといえる日が来るはずです。

J2第6節 鳥栖 VS 湘南

ETCの休日割りに釣られ嫁がかつてから行きたがっていた鳥栖のショッピングモールに連れて行きました。

浦和VS大分のテレビ生観戦をあきらめた自分の行き先はもちろんベアスタ。

キックオフ1時間半前に着きましたがあいにくの雨で観客もまばら・・・

3年ぶりなのであらためて場内一周、トラックが無い分あっという間に回れましたw
開幕から5連勝中と波に乗る湘南サポの表情は明るかったです。

試合時間が迫るといつの間にかそれなりの入りになってました(4千人弱)。
試合は開始早々から鳥栖ペース、右サイドから何度も決定機を作り出していた。
鳥栖の先制後は湘南ペースになり同点逆転を許すことになるが、
前半終了間際にPKで再び同点2−2。
この場面は湘南のDFがかかとを踏まれたように見えたのですが・・・ちなみに家本主審でした。
後半は自力に勝る湘南 田原が決め2−3。
このままゲームが終わる展開だな〜と思ってましたが、
鳥栖はホームの意地を見せ73分79分とたて続けにを奪い逆転勝利4−3。
ホーム初勝利に飢えていた鳥栖サポは歓喜!!

自分がフリーの鳥栖市民だったらサポになるところでしたww

この日の試合を観る限り今年の鳥栖は島田のチームですね。
人数をかけるサイド攻撃や2得点の日高も光ってました。
湘南はアジエルを中心にカウンターサッカーの印象。
J1を目指すにはまだまだミスが多かったです。
しかしいい試合で満足でした。
まさか帰宅した我が家で待っていたVTRで凹むことになろうとは・・・

ナビスコ第2節 大分VS大宮

天気は曇り、桜は満開なのに花冷えの九石ドーム
スタジアム内でも風が吹いていた。
普段はまじまじと見ることの少ないフラッグは綺麗でした。

大宮は4−4−2
GK江角をはじめ数人メンバーを落としてきた。
大分は3−5−2
ウェズレイ・高松・ホベルトを怪我で欠き代表召集されてた金崎もベンチスタート。
個人的に今日の注目は総入れ替えの3人、家長・デカモリシ・前俊だった。

家長はほとんどボールを奪われることも無くパスも正確だった、彼を中心にチームを組めばガンバの遠藤のような存在にはなれる。
去年彼の怪我がなければそういったチーム作りをしてきたのだろうが結果を出した去年のやり方を変えていくにはリスクも伴うのも事実なのだ。
前田俊介、開始直後にデカモリシが競って前田がキーパーと一対一になりかけたところを倒されたように見えたがノーファール。
あの場面で強引にシュートまで持っていけるフィジカルを鍛えないと前田の居場所は無いのにな〜。
と思ってみてましたがその後も何度か可能性を感じさせる場面もあって判断に苦しむ自分でしたw。
森島は開始早々からラフなプレーを張監督がアピールしていたのにやっちまった・・・
頭に血が上ってラフなプレーに走る選手はいますが彼の場合最初からあれですから厳しい審判のときには使えない。
去年から見ていても同様でもう癖になっているからなんだろうな〜
クルピさんが使わなかった理由が判った気がします。
森島前半37分退場でしたが試合はどちらかというと大分優勢のまま進みました。
しかし今度は藤田が後半12分22分とたて続けにイエローをもらい退場orz。
最初のファールは体勢的には藤田のものでしたが肘が上がってました。
2枚目は相手に押されたことに腹を立て強く押し返したところを取られました、開幕戦で高橋大輔が貰ったのと同様我慢が足りない!
おかげでムー・家長やムー・清武の組み合わせを見ることができたのでオプション作りとしては面白かったw。
大分期待の若手品評会に乗り遅れまいと周作も好プレー連発で結果は0−0のドロー。
この日のMOMは小林宏之、森島退場後4−4−1のシステム変更に見事に対応。
2名退場者が出たことで次節以降のシャムスカ采配が楽しみになってきましたw。

今期ホーム開幕戦、前日の雨は止んだものの曇り。
北風が強く薄手の上着では寒かったです。

神戸に勝って乗り込んできた今年の京都はMFディエゴとFW豊田を補強し登録上は4-4-2だが
実際には強気の4−3−3

GK      水谷
DF 増嶋 水本  李  渡邉
MF   角田   シジ 
      ディエゴ
FW   林     柳沢
       豊田  

名古屋戦3失点の悪夢を消し去りたい大分は出場停止の高橋のところに藤田を投入しての変則4バック

GK     西川
DF    上本 森重 小林
  藤田
MF   エジ  ホベ
     ムー    慎吾
FW   高松  猛犬

今年のコレオ

前半は相手チームのよさを消すことにかけては一流のシャムスカ采配が的中して?
序盤から押し込まれるもののチャンスの目をことごとくつぶしていく。
しかし中盤をシジクレイとディエゴに制されたため引き気味の大分はロングボール中心の面白みにかける展開となった。
お互いに攻め手は右サイドで京都は増嶋、大分は藤田が何度かクロスまで持ち込むものの精度に欠け決定機を演出することができない・・・
そんな中、右に開いた高松がダイレクトでクロスを上げるとウェズレイがドンピシャのボレーこれがきれいに決まる。1−0
得点の匂いの無い場面で決めるのはやはり持ってる選手なんだなーw

後半は開始直後のディエゴのロングシュートをきっかけに京都はより攻撃的にシフトする。
しかしシュート数が増えただけで効果的な攻撃とは思えなかった。
イデアに乏しく林・柳沢の前線をパウリーニョ・安藤に代えた後もそれは変わらなかった。
大分は逆に高松に代えた清武が中盤で面白い動きを見せていた。
ロスタイム2分も無難にやり過ごし1−0。


スタンドから見てても明らかだったのは京都のデカさで
李とディエゴやシジクレイそれに豊田が加わりハイボールでは京都が優位に立てたはずなのだが。
新加入選手の多い京都と5年目を迎えたシャムスカ大分の熟成度の差が勝敗に現れたゲームでした。
MOMはウェズレイ

身体のキレは昨年の同時期と比べると雲泥の差があった、なんかスマートになってるしw
最近の彼は中盤まで下がってゲームメイクしだすとリズムが出てくるように思う。

あと昨年と違うと感じたのは終盤に清武を投入したゲームプラン。
守備はまだまだだが自分をアピールしつつも時間を有効に使うというタスクを忠実に実行していた。
いま熊本で活躍している選手や今日神戸で決勝点を入れた選手などは不用意につっかけてカウンターを喰らっていたものだが・・・w
面白みにかけるかもしれないが、
昨年のナビスコ杯を手にしたことによって勝つためのプレーができる選手が育ってきたとも言える。

  

J1第1節 名古屋 VS 大分

NHKでTV観戦
昨年リーグとナビスコで死闘を演じお互いに躍進をした両チーム
個人的にピクシーことストイコビッチは自分のアイドルの一人です。
なのでオシムVSシャムスカ以降、監督の采配に注目している好カードなのだが・・・

前半は大分の前からのプレスがよく効いて中盤で奪い取りショートカウンターで攻め込む。
そして前半10分右クロスが相手DFにあたり浮き球に、金崎がダイレクトボレー・・・これは空振りでしたが
再び足元へこぼれ球に反応しゴール!
彼のアジリティーの高さに拍手、

前半がんがん攻めていた大分ですが0−1で折り返した後半から足が止まり、
中盤を制しだした名古屋のペースに持ち込まれてしまった。
前半勝負に出た大分が1点しか取れず、後半修正動きも見違えた名古屋が逆転、
結果はご存知のとおり3−2負けてしまいましたorz

この日の金崎はキレキレで得点のにおいがプンプンしてました。
全部決めていれば4点入れるチャンスがあったわけで、
追いつかれ逆転を許した要因はここでしょうかね。
高橋の退場も痛かった、あのファールは報復行為でしたが本人の気持ちはよくわかります選手生命に係わるような後ろからの悪質なものでしたからね、
双方にレッドカードが出ていてもおかしくはなかったと個人的には思います。
あと昨年ナビスコ準決勝でピクシーが残した言葉を借りれば、
『大分と名古屋の差はダビがいたかいなかったかでしょう』
現段階での大分の不安要素は怪我から復帰した西川クン、
パンパシでも感じてましたが反応が鈍い、フィードミスが多かったこと。
ここで言う反応はシュートに対するものではなくて前への飛び出しという意味ですが、
試合感が戻っていないような気がします。

しかしまだまだ始まったばかり週末は待ちに待ったホーム開幕です。
今年はどんな感動が待っているのかワクワクしてます。w

パンパシ LAギャラクシーVS大分

スカパーで観戦
結果は0−2完敗でした
感想
アメリカのチームのフィジカルの強さはやっぱそうとうなもんだった。
うまい!って思わせる選手はいないもののやっぱ強いわ
良くも悪くも基本に忠実です
その辺がアメリカでサッカー人気が盛り上がらない原因だとも思うけど・・・

大分は連携も悪くグダグダで昨年キャンプ時に見に行った甲府との試合を思い出したorz


とりあえず選手評

西川 狭いサイドを狙われての失点、あれは防いでほしかった。あと以前から課題のPKはいまだに下手だな〜
森重 足をとられる場面が多かったがあとは普通の出来かな
藤田 無難にこなしていたが失点シーンのミスはいただけない、去年も最終ラインで失態を演じただけに開幕に向けて一番の不安要素となりそう
大海 彼のスピードはアメリカでも通用してた
高橋 右サイドの連携の悪さは去年のまま、でも一番走ってた
慎吾 彼のスピードと左足が相手チームには一番危険だった
エジ スピードに乗った場面でパスがつながらないのはいつのもエジなんだから今日は前に出すぎ
ホベ エジとの距離感が悪いため持ちすぎて狙われる、悪いときのホベ
ムー フィジカルで負けすぎ今日の出来では代表は遠い
高松 キープはさすがだが2列目との距離がありすぎて機能せず
猛犬 開幕前なので運動量なさすぎ
家長 悪いピッチで一人だけ巧く見えたもっと見たかった
清武 よく動いていた、もっと危険なプレーを見せてくれ
住田 初出場おめでとう、でもボールに触れてない?

総評
去年のアウェーユニはやっぱかっこいい!
は冗談ですがw
まだまだ出してと受けての連携が悪くバックパスの多発する退屈な試合内容でした。
それでも家長を投入した65分以降は攻撃的にシフト、
ただ決定機が訪れることがなく終了したのは残念
今後に課題の見えたことが唯一の収穫でした。

この内容でも代表の最終予選よりも真剣に見ている自分はすっかり大分サポだと実感した次第です。w